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教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)価格: 819円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:19 本書のタイトルを目にして戸惑いを覚える向きも、決して少なくはないだろう。教養主義などと呼ばれる姿勢は、まさに「没落」して久しい。なにを今さら、と感じても当然だし、そもそも教養主義なることばを知らない読者もあまたいるはずだ。少々古めかしい本と思われても止むを得ないかもしれない。ところが、こうした印象とは裏腹に、本書はきわめてユニークで刺激的な文化論となっているのである。 教養主義とは、読書を通じて得た知識で、人格を磨いたり社会を改善していこうとする人生観のこと。大正期の旧制高校ではぐくまれた思潮で、戦後も1970年前後までは大学生の規範文化だった。本書はさまざまな文献や統計を素 |
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日本の吹奏楽’98(9)大学編価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 全体を通して満足の一枚ですが、山形大の『イーストコーストの風景』に一番痺れました。(特に曲中のサイレンが)結果は銀賞だったようですが吹奏楽史に残る名演だと思います。同曲はこの次の年にも高校の部で演奏され(『日本の吹奏楽99(5)』に収録されています)士気シビックウインドオーケストラもCDを出していますが、個人的にはこの山形大の演奏が1番だと思います。神奈川大の自由曲が著作権の関係で収録されていないのが残念ですが、充分価値ある1枚だと思います。
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