脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学 (大阪大学新世紀レクチャー)価格: 2,100円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 発音・ヒアリングの本をいろいろ見ても書いてあることが違ったり
良く理解できなかったことが多々あり、音声学の専門書を見るしかないと
思い、いくつか当たってみましたが、この本で数々の疑問が氷解しました。
解説も著者の人柄かくだけた調子で読んでいて楽しい。
まず普段話している自分の言葉の日本語なまりを知って初めて正しい発音を
身につけることができますが、そこを詳しく丁寧に説明されています。
たとえば日本語で「ン」の発声に何種類もの発音が使い分けられているのには
今まで意識していなかったので驚きました。 |
緒方洪庵と適塾価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 幕末の蘭学者・医者である緒方洪庵と適塾の功績を明らかにした一冊。
まずはその教育者としての人間性、使命感が素晴らしいものであることが示される。p23-26に示された「医戒」が象徴的で、ギリシア以来の西洋医学の理念と儒教的倫理とが合わさって成立したものだ。全国から多くの向学心に燃える学生が集まり、活気のあふれる学風が形成され、多くの有為な人材を輩出し、日本の近代化に貢献したのも納得できる。
福澤諭吉、大村益次郎といったメジャーな名前はもとより、多くの学生の名前も収録されている。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ピアノはいつピアノになったか? (阪大リーブル001)【CD付】価格: 1,785円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 ピアノの歴史を有名な作曲家の歴史とともに解説している。最終章でピアノロボットについても言及しているあたりが真面目な本だと思った。クラシックファンのみならずテクノロジーに興味を持っている人にもおすすめです。 |